株価 stock price 2004 10 25
ドルは、株価のようなものになってしまった。
株価には、何の裏付けもない。
割安と思う投資家が多ければ、株高になるし、
割高と思う投資家が多ければ、株安になる。
現在のドルも、同じようなものでしょう。
ドルには、ファンダメンタルな投資はなく、
株式投資のような需給相場になっているでしょう。
株価が紙屑になる可能性があるように、
ドルも紙屑になる可能性があります。
アメリカ人は、ヴォルカー氏の言葉を忘れている。
Book 2003 7 28
BANKRUPTCY 1995 by Harry E. Figgie, Jr.
「1995年合衆国破産」
H・フィギー・Jr. 訳者 竹村健一 クレスト社
この本の端書きには、こうあります。
「アメリカにおいて、『聖域』と化した福祉予算、
助成金のばらまき、行政機構の肥大化によるコスト増加、
選挙での得票しか頭にない政治家。
これが、今のアメリカが抱える問題である。」
さて、「今」のアメリカは、どうなったでしょうか。
「私たちは文字どおり、借りた金と、借りた時間に頼って、
毎日を過ごしている」(1985年2月20日、ポール・A・ヴォルカー)
財政赤字 budget deficit 2004 10 20
10月19日の共同通信社のニュースには、このような記事がありました。
米連邦債務がほぼ上限に イラク戦響き行政に支障も
(ワシントン19日共同)
国債発行などによる米連邦政府の債務が先週、いまの法定上限(7兆3840億ドル、約808兆円)に、
あと2500万ドルの水準に達した。